10月19日は海外旅行の日だったそうですね。
日本はいつごろから海外旅行が日の目を浴びたのかというと、その歴史は意外と新しくて、1964年の海外渡航解禁からなのだそうです。
だけどもその当時の海外旅行価格は超高額!
ヨーロッパ17日間の旅行ツアーで71万5000円もしていたようです。
ん?71万5000円ならそうでもないじゃんって思いましたね?
違います。
71万5000円を現在の価値に直すとなんと、750万円なんです…!
恐ろしいー!!一般庶民のわたしには逆立ちしても無理な金額だわ。
当時もそんな人が大多数だったようで、海外渡航が自由化されたとはいっても実際に海外旅行を楽しめたのはお医者さんや学者さんといったお金持ちだけだったみたいです。
ということは1960年代に生きる日本人にとってははまだとても珍しいものだったんですね。
実際庶民に海外旅行が浸透し始めたのは1970年代。渡航解禁から10年15年も先のことだったようです。
このころから様々なツアーパックが開発されたり、ジャンボジェット機で一度にたくさんの人を運べるようになり、価格も安くなったのでしょう。
今はLCCで片道数千円から海外に行けちゃう世の中だし、昔の人からしたら羨ましくて仕方ないだろうなぁー!