都内で見つける小さな沖縄
この間池袋を歩いていたら、何の変哲もない一軒家の入口両側にシーサーが鎮座していて、「こんなところに小さな沖縄が!」って思わずほっこりしちゃいました。
別に池袋に限ったことではなくて、たまーに見かけるんですよね、シーサーを飾っている家。
さすがに屋根に仁王立ちしているシーサーは都内では見かけたことがないですけど。
思いがけない出会いに、ここの方は沖縄出身なのかな?それとも沖縄好きが高じてシーサー連れてきたのかな?って想像を巡らせてしまいます。
シーサーの歴史は意外と浅い!
元々シーサーは屋根を作る職人さんが、「仕事をくれてありがとう」ってお礼の意味を込めて仕事で余った材料を使って作ったらしいです。
だからシーサーは魔除けの意味を持ちながらも笑顔の像があったりするのかなー?
作った人の人柄がよく表れていて、素敵ですよね。
こんな嬉しいお礼の仕方、最初に考えついたのは一体誰なんでしょうね?
沖縄に瓦屋根の家が立ち並び出したのは最近のことで、職人さんが仕事のお礼にシーサーを屋根にのっける風習は20年やそこらと新しいみたいです。
人を大切にする、優しい土地柄の沖縄だからこそ定着していったならわしなんじゃないかな?
これからも広がっていって欲しい文化の1つです。