テレビで肩凝りはリンパの流れを良くしてあげると解消されると紹介されていました。
だけどリンパってそもそもどういうものなのかは説明がなく、マッサージ法だけ観たところでイマイチピンときません。
優しく触れるか触れないか程度に指を滑らせるって、一体その程度の刺激で何の効果が出るんだろう??
これまでもリンパは雑誌の特集などで結構目にしていたしこれを機にちょっと疑問を解決してみようと思い、鏡久美子さんという方の「リンパさらさらマッサージ―からだ美人になる!おうちでできる即効セラピー」という本を手に入れてみました。
2007年に出版されたちょっと古い本だけど、雑誌の挿絵のような綺麗目のイラストで図解されていてわかりやすかったから選びました。
この本の特徴としては、優しくいたわるように撫でる程度であったはずのリンパマッサージの概念を覆し、リンパごとお肉を引っ張り上げてブルブルとゆする力強いマッサージを提唱していることにあります。
リンパさらさらマッサージの説明を読むと、リンパ管と血管は対になる存在といってもよさそう。どちらも全身にめぐっており、血管が上水ならリンパは下水の役割を担っていると考えておけばそう間違いはないのかな~?
ただ、動脈と違ってリンパ管にはポンプ的なものがなく流れを起こすには筋肉の動きに期待するくらいしかないみたいです。
そうなると必要なのが適度な運動で筋肉に刺激を与えること。
といってもがむしゃらに運動をすればリンパが流れるわけじゃない。
リンパの位置を把握しながら効率良くマッサージを行うことで全身に滞っている老廃物を流し、体を正常な状態に戻すことが目的なわけですね。
うーん。わかったような気もするけど、そんな大事な管をつまみ上げてゆすっても大丈夫なんでしょうか?
リンパ管って引っ張ってもちぎれませんかね?
誰か詳しい方、教えてくれないかしら。
生理痛を軽くするマッサージやイライラを治めるマッサージなど、魅力的なマッサージが色々載っているんですが、ちょっと試す勇気が出ません。