カメラ・オブスキュラ

その他
BarbeeAnne / Pixabay

カメラ・オブスキュラってなんだかわかりますか?
ラテン語で「暗い部屋」を指します。カメラと名前がついているようにカメラのご先祖さまみたいなものです。

といってもバシャバシャ写真を撮るわけではありません。
カメラ・オブスキュラによって紙に風景などを投影しそれをなぞって下絵を作るのに使っていたらしいです。

つまり当時の画家がより精密でリアルな絵を描くために使っていた機械なんですね。その見た目も正しくレトロなカメラって感じ。

カメラ・オブスキュラを採り入れることで寸法や遠近感がきっちりと正確になり、あえてピントをぼやかした表現もできるようになったのだとか。
牛乳を注ぐ女や真珠の耳飾の少女で有名なかのフェルメールも使っていたという噂があるらしいですが本当なのか気になるところです。

確かにフェルメールの絵に描かれている人物ってどれもまるで生きているかのようなリアルで細かい書き込みがされていますよね。
建物や、室外・室内の光と影の表現もとっても綺麗で、たまに画面左端に描かれる開きかけのカーテンが人んちをそぉっと覗いてる感じがして
ちょっとわくわくしちゃいます。趣味悪いですね私!

ディズニーシー行きたいなぁと思ってアトラクションをちょっと調べていたら、フォートレス・エクスプロレーションの項目にカメラ・オブスキュラなんて言葉が突如出てきたのでふと思いだした小ネタでした。

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