板橋区の成増。東武東上線・地下鉄有楽町線・副都心線の3本が乗り入れるわりにはこぢんまりとして小さくまとまった街です。
何か大きな施設や有名なスポットが特にあるわけではないので立ち寄る機会も少ないかもしれません。
でももしも成増駅に降り立ったその時、ラーメンが食べたかったら絶対道頓堀に寄って欲しい!
川越街道に面しているのでお店はとても見つけやすく、東上線成増駅からなら徒歩3分、地下鉄成増駅からなら1~2分となかなかの好立地。
板橋区に住む同級生の母親によると、30年以上前に開店してからずっと人気の地域密着型のラーメン店らしいです。
本日も成増でお仕事です。
わたしが行ったのはお昼時でも夕方時でもない中途半端な時間だったので幸い並ばずに着席できましたが、お店を出る頃には入り口に列ができていました。
なのでおなかのすき具合には余裕を持って行った方がいいかも?
瞬く間に満席になりました。
さて、道頓堀でのダントツ人気商品は750円の中華そば。
(残念なことに今年の夏頃700円から50円の値上げが決行されました)
デフォルトでのり・チャーシュー2枚・めんま・なると・ネギが入っていて麺自体もかなりボリューミーなので、トッピングするなら味玉くらいにしておいたほうが良さそうです。
道頓堀の最大の欠点は提供が10~15分と遅いことですが、その分とっても美味しいので目をつぶってください!
じゃーん。
レトロな器に琥珀色のスープが映えます。自家製麺はつるつるもちもちで存在感があり、スープもそれに負けない、出汁が濃厚な何口でも飲みたくなる味です。
苦くならない程度に抑えてあるけど、ガツンときます。
でもやっぱり、道頓堀で一番素敵なのはチャーシューだと思います。
最近流行りの低温調理のトロトロチャーシューとは違って、昔ながらの歯ごたえしっかりな香ばしモモ肉チャーシュー。
肉全体は柔らかい味付けで、フチの部分がちょっと濃い醤油味になっていてコントラストがいい感じ。
なんで東京で道頓堀というネーミングなのかは謎ですが、堅実で飽きの来ない、思わずほ~っと美味しい溜息が出てしまうラーメンです。
2018年2月26日追記
久しぶりに道頓堀が恋しくなって訪問したところ、なんと営業時間が少し変更されており、ありつくことが出来ませんでした…。理由は人手不足のためだそうです。
現在道頓堀は昼の部は3時間・夜の部は2時間半しか営業していません。訪問の際は時間に気をつけて~!
成増周辺の記事はこちらにもあります。
中華めん処 道頓堀
住所:〒175-0094東京都板橋区成増2丁目17−2
電話番号:03-3939-6367
営業時間: 11:00~14:00頃(昼)17:00~20:00頃(夜)(いずれもスープがなくなり次第終了)
定休日: 毎週水曜日・木曜日※ただし第2・第4木曜日は昼のみ営業。