スーパーで見かけたことありませんか?殻付きの帆立稚貝。
冬から春にかけてが旬で、今の時期に多く出回るんですけど、見た目で敬遠してしまうのか売れ残ることが多いみたい。意外と処理は簡単なので、見かけたらぜひ買ってみて欲しい食材です。
ホタテ大好きなわたしは、ズボラで料理も得意じゃないけど、ほたての稚貝を見かけたら必ず買ってます!だって安くて処理が楽なのに、濃厚なホタテの味そのままなんだもの。
年中出回っているのなら、一人暮らしズボラ女子の定番食材に加えたいくらい!
売れ残って100円以下の値段になってることも多いほたて稚貝。処理方法や簡単メニューを紹介したいと思います。
ほたて稚貝の洗い方
流しでザブザブ洗います。アサリとかハマグリと違って砂抜き不要なので、1~2分ザブザブすれば汚れは十分落ちます。
扱いやすいのがホタテ稚貝のいいところ!
ホタテ稚貝で1番気になるのは白いウネウネ…
白いウネウネ、気持ち悪い~!
普通の大きいホタテにはこんな、寄生虫みたいなグロいのついてることないですよね?
それは大きいホタテは人が手作業で取り除いているからなだけ。ホタテ稚貝が安く売られているのは、ウネウネ除去作業を省いているからなんですね。
白いウネウネはゴカイの仲間らしいんですが、特に害はないので気にせず茹でちゃう人が多いようです。
わたしも最初の5年くらいは、包丁で無理矢理そぎ落としていましたが、今では気にしなくなりました。
白いのは石灰質でめちゃくちゃ硬いので、そぎ落とすのがめちゃくちゃ大変なんです…。作業に30分とかかかる割に得られるのは見た目だけなので、諦めました。
水洗いさえしっかりやったら水を張った鍋で茹でちゃいましょう~!
ウロだけはしっかり取り除こう
それよりもホタテ稚貝で注意しなくちゃいけないのはウロですよウロ!
緑色の何やらよくわかんない内臓部分です。
貝は海の汚染物質や毒を内臓に溜めこんでしまうので、少量なら大丈夫でも沢山食べると危ないみたいです。
緑色の部分はボイルした後に手でちぎって捨ててください。食べても苦いだけで美味しくありません。
帆立稚貝の王道メニューはやっぱり味噌汁でしょ!
酒蒸しでもアヒージョでもグラタンに入れても美味しいけれど、やっぱり帆立稚貝の基本は味噌汁でしょ~!
本当はホタテの貝殻ごと入れた方が見栄えがしていいですよね。でも白いウネウネごと食卓に乗せたくはないので、茹で終わったら即、殻から身を外しちゃって味噌汁用の鍋に放り込みます。
そこへ水・出汁を入れて沸かし、味噌を溶けば完成です!
いつも作るお味噌汁の手順に、帆立稚貝を茹でる手間が増えるだけで、お味噌汁が格段にグレードアップします。
ホタテの稚貝料理が楽しめるのは今だけ!見かけたらぜひ買ってみて~!
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